2020年11月4日

キャタリスパシフィックに新たなオペレーティングパートナーが加わりました

キャタリスパシフィックに新たなオペレーティングパートナーが加わりました

2020年11月4日、東京

キャタリスパシフィックは本日、ジェイ・シェパード氏がオペレーティングパートナーとして参画することをお知らせいたします。シェパード氏は、当社にて新しいバイオベンチャーの創出とポートフォリオカンパニーを通じた新薬開発の推進に貢献する予定です。

シェパード氏は、米国の製薬・バイオテック、ドラッグデリバリーの分野で35年以上の経験を有し、また複数の企業でCEOとして製品の開発や商業化を成功に導いたエキスパートです。

現在、Catalys Pacifcのオペレーティングパートナーを務めると同時に、The Christopher and Dana Reeve Foundationの会長、更にはEsperion Therapeutics、Inovio Pharmaceuticals、およびCraig Hospital(脊髄損傷、脳損傷患者さんのための専門的なリハビリテーションや研究を行う世界的に有名なセンター)の取締役を務めております。

2015年5月に社長兼CEOに就任後、VersartisがAraviveと合併した2018年から2020年1月まで、新会社のCEOを務めました。2015年5月以前は、Sofinnova Venturesのエグゼクティブパートナー、NextWave Pharmaceuticals(Pfizerが買収)、Ilypsa(Amgenが買収)のCEO、およびRelypsa(Galenciaが買収したIlypsaのスピンアウト会社)のCEOを務めました。また、TelikおよびAlza Pharmaceuticals(Johnson&Johnsonが買収)で商業化の責任者として副社長を務め、上市に向けた準備や販売およびマーケティング業務を確立し、16製品を超える医薬品の上市を達成しました。

アリゾナ大学経営学部卒業しております。

キャタリスパシフィックの創業者でありマネージング・パートナーであるBT スリングスビーは、次のように述べています。「ライフサイエンス業界において35年以上の豊富な経験を有するシェパード氏がチームに加わったことを大変嬉しく思います。シェパード氏のリーダーシップ、倫理感、起業家精神、ネットワークは、Catalys Pacificの更なる発展に大きく寄与すると確信しております。」

シェパード氏は、次のように述べています。「意義ある変化をもたらし世界を変えることができると信じることができる人は、実際にそれを成し遂げる人です。 Catalys Pacificで、まさにそれを成し遂げようとしているメンバーと協働できることを誇りに思います。」

キャタリスパシフィックについて

キャタリスパシフィックは、ライフサイエンス分野のイノベーションに特化して投資を行う独立系ベンチャーキャピタルです。2019年創業の当社のミッションは、バイオベンチャー企業の創出と投資を通じて、世界中の患者さんに、ヘルスケアにおけるソリューションをお届けすることです。日本のアカデミア、バイオテック企業、ベンチャーキャピタル、製薬業界のパートナーとのコラボレーションを通じ、そのミッションを追求して参ります。当社は、東京、神奈川(湘南ヘルスイノベーションパーク)、サンフランシスコを拠点に事業運営いたします。

詳しくはhttps://catalyspacific.comをご参照ください。