2023年10月1日

キャタリスパシフィックに製薬業界において経験豊富なパートナーが加わりました

キャタリスパシフィックに製薬業界において経験豊富なパートナーが加わりました

キャタリスパシフィックは本日、島崎 竜太郎氏がパートナーとして参画することをお知らせいたします。島崎氏は、日本における新たなバイオベンチャーの創出を通じて新薬開発を推進することでドラッグラグの解消を目指す当社のインバウンド戦略に貢献します。

キャタリスパシフィックへの参画以前は、協和キリン株式会社(旧:協和発酵キリン株式会社)において、執行役員として研究開発を牽引しました。同社在職中には、腎R&Dユニットのグローバルヘッドとして、Darbepoetin alfa、Evocalcet、Pegfilgrastim、Burosumabを含む主力製品の開発および規制当局への申請を主導し、10以上の製品を日本、アジア市場に送り出しました。開発戦略や薬事申請におけるPMDAとの交渉や複数の医薬品を承認まで導いた深い経験を有しています。

東京理科大学薬学部薬学科を卒業し、薬剤師免許を取得しております。

キャタリスパシフィックの創業者でありマネージング・ディレクターであるBTスリングスビーは、次のように述べています。「島崎氏がチームに加わったことを大変嬉しく思います。私たちは、以前より島崎氏と一緒に働く機会があり、彼のリーダーシップスタイルと専門性を高く評価しています。彼の臨床開発および薬事申請における専門性は世界トップクラスであり、日本における私たちのカンパニークリエーションには必要不可欠です。」

島崎氏は、次のように述べています。「近年日本の患者さんは、世界第3位の医薬品市場であるにもかかわらず、欧米で入手可能な最新の革新的医薬品にアクセスできないという『ドラッグ・ラグ』に直面しています。これまで培ってきた知識と経験をもとに、革新的な新薬を日本にも持ち込み、臨床開発することを通じて、病気に苦しむ患者さんのために貢献して参ります。」

キャタリスパシフィックについて
キャタリスパシフィックは、ライフサイエンス分野におけるアーリーステージの投資に重点を置く独立系ベンチャーキャピタルです。当社のミッションは、革新的なヘルスケアソリューションの提供を通じて、世界中の患者さんの生活を向上させるとともに、ヘルスケアとライフサイエンスの発展に貢献することです。2019年に設立された当社は、日米を拠点とした信頼されるパートナーとして、新たなバイオテック企業の創出や国境を越えたパートナーシップを通じ、そのミッションを追求して参ります。

当社は、東京(日本)とサンフランシスコ(カリフォルニア州)を拠点に事業運営いたします。

詳しくはhttps://catalyspacific.comをご参照ください。