Going Beyond to Advance Treatments for Patients with Acid-related Disorders

Phathom Pharmaceuticalsは、消化器系(GI)疾患および障害に対する新規治療薬の開発を進めるバイオ医薬品企業。同社は、胃食道逆流症(GERD)および他の酸関連疾患のニーズに対処するポテンシャルを持つ、新規のカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)であるVonoprazanを開発しています。

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Introduction
Syndicate Partners
  • Abingworth, LLP
  • Frazier Healthcare
  • RA Capital Management
  • Medicxi
  • Blackwell Partners
  • Janus Henderson
  • Biotechnology Value Fund
  • Richard King Mellon
  • Greenspring
  • Marshfield Advisers
  • Sahsen Ventures

Three Questions Answered

Dr. Tachi Yamada
Dr. Tachi Yamada
Chairman and Co-founder of Phathom Pharmaceuticals
Vonoprazanは、どの様なアンメットメディカルニーズを充足しますか?

びらん性胃食道逆流症のほぼ3分の1の症例において、既存のプロトンポンプ阻害薬では治療の有効性を示せずにいます。本薬剤は、これらの患者に対して適切な治療を提供できる可能性があります。更に、現状のピロリ菌感染の根絶治療は、標準的なプロトンポンプ阻害薬の使用によりその効力が低下します。本薬剤との組み合わせでは、90%以上の患者に対して有効性が確認されています。

Phathomの様なベンチャー企業を通じてアセットを開発することの意義は?

Phathomは、経験豊富な臨床開発チーム、会社創設のエキスパート、そして強力な投資家達に支えられています。この様な構成は、迅速且つ最小限の費用で開発を行い、患者様へいち早く新薬を届けるとの目的において、非常に効率的であると同時に十分なリソースを備えています。

Phathomの様なVCを後ろ盾にしたベンチャー企業がアセットを開発することは、日本全体にどの様な利益をもたらすでしょうか?

日本は、強力なサイエンス基盤と医薬品開発に対する深い造詣を有しており、新薬の創出に適した環境です。一方、日本はこうした恵まれた環境を、VCの後ろ盾を得たバイオベンチャー企業の創出と育成には活用して来ませんでした。Phathomと投資家の一社であるCatalys Pacificは、この様な現状を打破する可能性を示していると考えます。グローバルの大手製薬企業は、自社アセットとPhathomのようなベンチャー企業のパートナリングを通じて、外部の経験豊富なチームとファンディングを有効活用し、大手企業が直面する制約を解放する研究開発の進め方を追求しています。

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