
松本 光之, PhD
Catalys Pacific オペレーティングパートナー。Arialys Therapeutics, Inc. チーフサイエンティフィックオフィサー(CSO)兼サイエンティフィック・ファウンダー。前職のアステラス製薬株式会社では、CNS-STARリーダー、神経科学研究ユニット長、およびバーチャルベンチャーユニット長(精神疾患領域)を歴任した。
アステラス製薬では、神経科学領域における創薬標的探索、創薬研究、トランスレーショナルリサーチ、および初期臨床開発に至る研究開発をリードした。そのリーダーシップのもと、精神・神経疾患を対象とする複数の新規医薬品候補が臨床試験へと進み、その中には3つの精神疾患領域プログラムが含まれる。また、遺伝学および病態生理学に基づくプレシジョンメディシンの実現を目指し、多くの国際共同研究を主導するとともに、精神・神経疾患領域における遺伝子改変げっ歯類モデルを基盤とした、業界をリードする創薬研究プラットフォームを構築した。
これらの研究業績により、2013年に米国神経精神薬理学会(ACNP)のメンバーに選出された。日本の製薬企業に所属する研究者として初の選出であり、2018年にはフェローに選出されている。査読付き学術論文は80報以上(H-index 45以上)、保有特許は25件以上にのぼる。これまでに、ノースウェスタン大学客員教授、南カリフォルニア大学客員研究教授、米国国立衛生研究所(NIH)国立精神保健研究所(NIMH)客員研究員などを歴任した。
現在は、精神疾患をその背景にある生物学および病態メカニズムに基づいて捉え直すプレシジョンメディシンの推進に注力しており、革新的なサイエンスを患者さんの人生を本質的に改善する治療法へとつなげることを目指している。
東京大学薬学部卒業。同大学院にて薬学修士および薬学博士を取得。
“世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない”